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2世帯住宅の注意点 ~音~

2つの世帯が1つの家に住むことで問題になりがちな事として
『音』の問題があります。

2世帯でなく単世帯家庭の中でも
就寝時間の違いや在宅ワーク時などに
家族の生活音が障害となって
ストレスを抱えてしまう事もあります

そんな神経質ぎみなご家族がおられる家でしておくとよい音対策として3つご紹介します。

① 1階が親、2階が子、と別れている場合には2階の床の遮音性能を上げる
② 世帯間で行き来できる扉、世帯間の境界となる壁の吸音性能を上げる
③ 気になる騒音が発生する室の吸音性能を上げる

① はよくある、上下階で世帯が分かれている場合に
上階のドタバタが下階にとって騒音になるパターン。
木造だと下に述べる方法で遮音性能を上げることで音を軽減する対策をとります。
ここで要注意は、それをやっても完全にシャットアウトすることはできません。あくまで軽減します。
方法としては床下地合板とフローリングの間に比重のできるだけ重いボードを敷き込むことで音の伝わりを少しでも遮ります。
石膏ボードやシージングボード(比重0.65~0.95)を1重もしくは2重に貼るのがコスパ的に現実的。
比重の重さだけを追い求めて鉛ボードなどもありますが
石膏ボード類だと一枚数百円なのに対して、鉛ボードは一枚数万円?!みたいな価格差です。
60坪の2階建て2世帯住宅くらいの規模だと、石膏仕様15万と鉛仕様75万くらいの差になる感じです。
期待できる効果も高まりはしても結局完全に音を防ぐことはできません。
音は防ぎたいけれど
騒音に対する不快感は個人差もあるし、どの材料を何枚貼れば絶対大丈夫、というのも言えないため
許せる予算規模で対策しておくのが良いでしょう。

② 家の中で世帯間を行き来できる扉を付ける場合に
この扉の部分から音漏れします。
又、室内壁を隔てて世帯が接する部分が子世帯玄関まわりなどで必ずできると思いますが
この壁も音が通り抜けるので、親世帯の寝室などと接する際には注意が必要です。
壁であれば吸音効果のある高性能グラスウールなどを充填するのが簡単でコスパも良くおススメ。

問題は扉や室内同士の窓などを設置している場合です。
扉の場合は音漏れしやすい引戸はできるだけ採用せず開きドアとし、
尚且つ床との隙間(アンダーカット)をモヘヤやパッキンなどで塞ぐ仕様にしておくのがいいです。
扉自体も音を通しにくい素材・デザインを選ぶようにしましょう。
世帯間を隔てる壁に室内窓を設置するのは光の採り込みなどで有効な場合もありますが
音にデリケートな方は設けないほうがベターですが、設けてしまった場合は
リフォーム用の内窓などを活用すれば音漏れの軽減に効果があります。

③ 音が発生する部屋の吸音性能を上げる、とは、例えば
トイレから用を足す音が漏れるのを防ぎたい。とか
いびきがひどい、大音量で音楽を聴く、とか
音の発生が局所的な場合は
その発生場所付近に吸音ボードなどを貼っておくと効果的です。
又、②と同様に扉の仕様などにも気をつけておけばよりよいです。

音の問題は意外と住んでみないと気づけない事もよくあります。
始めは気にならなかったけれど、
子供も成長するし、親も年をとるし、親子関係・世帯関係も変化していく中で
後になって気になってくる場合もあります。
事前に音問題について家族間で話し合っておく機会を設けるようにしたいですね。

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